過労死Pの連日定時帰り

ニコニコ動画のブロマガから締め出されてきました。

劇マス特典フィルムを5000円の専用スキャナで取り込んでみる


 

 秋葉原にあるドスパラ3階の上海問屋、面白いですよね。パソコン周辺機器のユニークなおもしろグッズが置いてあるので地方民の著者が秋葉原に寄るたびに毎度冷やかしに行ってます。フットスイッチいつか買いたい。
 で、先日秋葉原に遊びに行きまして、前々から気になっていた5000円のフィルムスキャナ(型番不明)を購入してきましたのでそのレビューをしたいと思います。上海問屋の商品情報はこちら

 
 内容物はこちら。スライドフィルムとネガフィルムのスタンドが付属しています。
 USB接続で電源供給とパソコンに接続可能です。SDカードを挿せばパソコン無しでも取り込み可能。
 ちなみに説明書はイングリッシュ語。主要スペックは以下。
  

 アイマスの特典フィルムを読み込むときに使うのはネガフィルムの方。
 
 画像だとわかりにくいですが、フタを開くと中心にスリットが入っています。

 
 スリットにピッタリ収まるので、フタを閉じて本体に挿入します。

 
 本体中央のボタンを押すと取り込んでくれます。カメラの解像度は500万画素

 
 色々設定をいじりつつじゃかじゃか手元の特典フィルムを取り込んでみました。



 で、結果。
 クリックで拡大できますがブロマガの仕様上、左の画像は一辺1920pxに縮小してあります。右の切り出し画像は原寸大。

  

 うーん……。
 期待していたレベルではくっきりはっきり取り込んでくれない様子。
 この機械で読み込んで、プリントアウトでもできればいいなぁと思っていたのですが。
 また、致命的な欠点としては、フィルムの右側が少々欠けていること。
 下のピンボケ画像は付属のフィルムホルダに挟んでスマホのカメラで撮影したものですが、明確に右側の扇風機が欠けてしまっています。

 
 機械の本体に写っている液晶にはきちんと表示されているのだけれど、保存すると欠けてしまう様子。

 左右反転とかもろもろ思いつくことは試してみたのですが改善されませんでした。 

 
 説明書を確認すると、フィルムホルダはISOの基準を満たしているとのことなので、ホルダーや本体が悪いわけではなく、劇場用フィルムが想定外の仕様なのでしょう。
 本来はアケマスでいう思い出ボムルーレットのように横長に記録されたネガを取り込むための装置なので、しょうがないといえばしょうがない。
 本来は音声が記録されている青いバーがなくて、中央に画像が印刷されていればおそらくピッタリキレイに読み込んでくれると思います。
 一応もう一つのフィルムホルダで挟んで上手いことフィルムの位置を調整するとフィルム全景のスキャニングは可能でした。
 
 右側に生じた黒帯分、ほんの若干左が削れている気がしないでもない。

 その他、とり込み結果。



 青色のバーの色が変わっていることから察するに、ある程度は自動で色調補正をしている様子。ただ、特に項目を設定していないのに変化してしまうことは、スキャナとしては欠点なのでは?という気もしなくもない。
 そんな中、利点を挙げるとすれば、ホルダに挟んで取り込むという性質上、キチッとまっすぐに取り込んでくれるのは便利かも。カメラなどでムリヤリ撮影しようとすると上記のようにブレるので。
 ただ、手元にフラットベッドスキャナがないので比較がしにくいのだけれど、それこそ普通のスキャナで事足りるような……。



 と、いうことでせっかく購入したフィルムスキャナですが、わりと無用の長物というか安物買いの銭失いに落ち着きそうです。
 
 個人的にはこういう具合にキレーに読み込んでくれることを期待していたのですが。
 冷静に考えてみればたかだか500万画素(その上フィルムに対する有効画素数考えたらもっと小さい)に大きな期待をしちゃいけなかった。

 普通の写真のフィルム読み込みなどは一切していないので、そっち方面の使い勝手は不明です。が、とりあえず、アイマス劇場版のフィルムを読み込むために上海問屋のフィルムスキャナを購入するのは激しくオススメできません。ってことでレビューを〆ようかと思います。


 普通のカメラのフィルム取り込み用に必要な方いらっしゃいますかね?
 著者的には既に用途が済んでしまったので3000円ぐらいで引き取っていただけると大変ありがたく……。