過労死Pの連日定時帰り

ニコニコ動画のブロマガから締め出されてきました。

zoffの花粉症対策メガネを塗装してオリジナルカラーの集中型メガネを作る

 メガネ屋のzoffからゲーミングメガネが発売されました。

zoffGAME


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 視線を遮るフードつきメガネで8800円というものです。イエローライトカットレンズが標準搭載されています。

 

 最近、集中して遊びたいゲームが発売されたので、コイツを買おうかなと思ったのですが、ゲームをするにおいてイエローライトカットレンズの意味があるのかと疑問に思って一度手を止めました。

 zoffの店頭に足を運んでイエローライトカットレンズの実物を試してみるも、あまり効果を実感できない。そもそも店頭の説明書きとしては「シニア向け」とされている。公式サイトの説明文に「※ 水晶体が黄変していない方は、効果を実感できない場合があります。」の記載あり。水晶体の黄変は40歳ぐらいぐらいから発生する。

 ……ということであれば高校生からのアケマスPとしては、ゲーミングメガネにイエローライトカットレンズは要らねえな!と、結論づけました。

 

 ただし、変な形したメガネはほしい。フードつきのメガネとか誰が使うんだよ、俺だよ。

 そう思って調べてみると、そもそもzoffに他のフード付きメガネが存在していました。

 花粉症対策メガネと、集中型メガネです。

 フードの脱着機構を見るに、集中型メガネのカラバリがzoffGAMEです。花粉症対策メガネはフード部分が無色透明なので集中要素はナシ。これらはイエローライトカットレンズを使っていないので、お値段も安い。

 zoffGAMEは本体8800円+レンズ交換費用だけど、集中型メガネは本体8800円にセットレンズ代が含まれています。私は現代人らしく非常にスマホ人間なのでぼちぼち近視ですから、度入りレンズにはしたい。度入りレンズへの交換費用込なのはとても嬉しい。

 であれば、集中型メガネを買ってレンズ交換をすれば8800円で事足りて万事解決。……なのですが、zoffGAMEの紺色はカッコイイんだよねえ。形状がスクエアなのもよい。集中型メガネLサイズはウエリントンなのでちょっとコレジャナイ。普段使いしてる765プロコラボメガネが黒色なので色味は別にしたいのだ。

 

 そんな私の要望をまとめると、有色フードつき、紺色、スクエア型、標準度入りレンズ、8800円以内のメガネがゲーミングに適しているわけなのですが、そんな要望をドンピシャに叶えてくれるものがないのです。

 ないんなら作ればいいじゃん。

 

 ってことで、花粉症対策メガネをベースに理想のゲーミングメガネを作っていこうと思います。

 

 まずは店頭においてあった花粉症対策メガネを買ってきました。

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 花粉症対策メガネのLサイズはウエリントンとスクエア型が選べるのでスクエア型を購入。

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 ……いや、これウエリントンだな? 54_19-123はウエリントンのサイズ表記なんだよ。

 初手からつまずいたけど、まあもう買ってしまったんでしゃあない。店頭にスクエアがなかったんだよ。


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 バラしてレンズ部分にマスキングをします。のちのちレンズ交換をするつもりなのでマスキングする必要もない気がするけど、改造(塗装)したメガネのレンズ交換を受け付けてくれなかったときのことを考えるとマスキングは必須なのだ。


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 黒サフを吹きます。塗装後にツヤツヤしていてほしいので1500番。この時点で透明フードはかなり隠蔽できています。


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 ミスターカラーのメタリックブルーを吹きます。なんか想像以上に青々しくなったけど、まあほぼ自室専用メガネなので好きな色に染めたらええねん。


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 最後にトップコートの超光沢を吹きつけて完成です。塗装前の面影が思い出せないぐらいにギラギラしております。

 

 使った塗料は全部プラモデル塗装用のラッカー系スプレーなので、メガネとして普段使いするのに塗膜の強さが大丈夫か?と気になる方もいると思います。

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 当然強度不足でした。組み立てた直後からヒンジ部の塗膜が擦れてボロボロとハゲてきております。

 これはサフを吹く前に塗装面のペーパーがけをサボったことと、プラモ含めて塗装が初めてなので塗装の程度が分からずにだいぶ塗膜面を厚くしてしまったことが原因かなと思います。まあ、メガネの内側なので問題なしとしましょう。メイン目標はフード部分の隠蔽なので。

 

 で、組み立て終えたメガネをzoffに持ち込んでレンズ交換を依頼します。

 客に預けた我が子が一週間でメタル青に染まって帰ってくるわけなので、拒否されても仕方ないのだけれども。

 

俺「レンズ交換お願いします。これ、メガネを買ったときのレシートです」

店員「お客様、こちら……塗装されました?」

俺(やはり改造品はNGか……)

店員「レンズを外すときに内側の塗装が剥がれてしまう可能性がありますが、作業してもよろしいでしょうか?」

俺「全然大丈夫です、よろしくお願いします」

 

 ということで、改造済みメガネでもレンズ交換OKでした。zoffさん神対応をありがとうございます。

 PC作業用にも使う予定なのでブルーライトカット50%のレンズを注文。Zoffのレンズ交換はブルーライトカットレンズでもセットレンズの料金内なので、3300円でレンズ交換OKなのだ! 詳細はコチラから。


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 レンズ交換するときに塗装がハゲると説明されていた部分のハゲ具合はこんな感じ。

 黒下地にメタリックブルーなので境目もあまり目立たないし、他人のメガネ縁の塗装ハゲに気づくような人間がいるとも思えないので、十分想定内でしょう。


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 というわけで、ご注文のフードつきメタリックブルー色ウエリントン型ブルーライトカット50%度入りレンズつきメガネの完成です。

 誰が欲しがるんだよこんなもん。俺だよ。

 

 かかった費用は、ベースの花粉症対策メガネが3300円、レンズ交換が3300円、塗装用スプレー3種が合わせて2200円ぐらいなので、合計8800円。手間賃はロハです。

 色と形にこだわらなきゃ素直にZoff公式の集中型メガネを買えば済むのですが、こだわりたかった結果、フード脱着機構をオミットして予算内に収まりました。まあ形は結局ウエリントンなのだけど。

 

 Zoffのメガネで塗装をする前に100均メガネで塗装の練習をした経験を踏まえて、メガネ塗装のコツを考えると。

 下地のヤスリがけは必須。

 サーフェイサーは1500番でヨシ。

 メイン塗料とトップコートで平滑面を出す。

 塗膜が割れても泣かない。

 といったところでしょうか。

 

 みんなも好き勝手な色のメガネを作って遊ぼうぜ。

 使い心地はいずれまた追記します。

 

 

 余談。

 ゲームするのに色味が変わっちゃうブルーライトカットはどうなの? と思わないでもないけど、全体的に黄色味がかるんなら多分そのうち脳が補正するからきっと問題ないよ。

 そもそもブルーライトカットになんか意味あんのか? とも思うけど、まあなにか意味あると思って使ってみましょう。