過労死Pの連日定時帰り

ニコニコ動画のブロマガから締め出されてきました。

輝きの向こう側の感想+ニコ生で喋った内容補完

こんばんは、うなぎ市在住の過労死Pです。静岡市でしかやってないアニマス劇場版を見に行ってきたのでその感想を綴ろうかと思います。当然ネタバレありますんで、未視聴の人はブラウザバックをどうぞー。
 ひとまずはうなぎ市で上映されるまでは毎週特典目当てに静岡市まで765プロ社用車(原付き)で通おうと思います。だいたい80kmぐらいだから3時間ぐらいで到着できる……かな?

 そんな静岡事情を語りつつ、うなぎ市VS静岡市の対立事情なんかをネタにした動画がコチラ。モゲマス静岡勢に語っていただきました。
 
 初登場時から思ってたけど、さくらの浜松市民っぽさがすさまじい。アイドルやってなきゃ間違いなくサッカー部のマネージャーだわ。もしくは運動部で陸上なりテニスなり。

 あ、で。そろそろブラウザバックのための予防線はこれぐらいあればいいですかね。
 以下から劇場版の感想です。

 初回上映の終わった土日の夜に開催された
 
 過労死Pの出演部分は3:39:00あたりから。

 ちなみに現時点では土曜日の舞台挨拶LV一回目のみの視聴でござい。

■■冒頭
 僕は映画をほとんど見に行かない人間で、そもそもテレビでもあんまり見ないし、劇場に足を運ぶなんて過去両手で足りるほどなんですよ。今まで劇場で見た映画といえば、最近だとまどマギ反逆、前後編。そこから遡ると、チャーリーとチョコレート工場。その前はベイブ2にルギア爆誕ミュウツーの逆襲なので。
 とはいえ別に映画嫌いってわけじゃないので見たい作品が登場するなら惜しげも無く通いますよ。それがアイマスならなおさらだ。
 劇場ってお金払って観に行くわけだからもちろん上映中にCMは流れないんですけど、上映時間になってから映画の予告とか地元のCMが投影される文化があんまり好みじゃないのですけど、それを逆手に利用したかのような「眠り姫」のエセ劇場版予告。特に自分の観た劇場だと、地元のCM×5→→銀の匙(実写)予告→はがない(実写)予告→「眠り姫」(偽物)予告という流れだったため、油断してたところにストレートパンチブチ込まれたような印象でした。
 ほら、普通映画ってCMラッシュが終わってから、数秒暗転→誰かのモノローグからスタート、みたいな流れがあるじゃないですか。そこをそうせず、予告予告予告のテンポのまま本編スタートというのは勢いを感じられて良かったです。
 そんで、アニメ本編含めての劇場版予告3作で一番実際に見てみたいと思ったのが「眠り姫」でした。正直、ロボアニメ見ないし、任侠モノとも縁がないし(刺しm@s的な意味合いではありがたかったです)……ってことであまりピンと来なかったんですけれど、今回の予告ネタは萌系大好きな層に激しく刺さっていたと思います。自分にもぶっ刺さりました。特に笑ったのは美希というかアッキーのおにぎり波とそれを鉄壁に防ぐ千早。おにぎり波の時点でだいぶズルいなぁと思っていたんですけど、それを千早に守らせるのは卑怯すぎる。笑わないわけがない。胸ネタで千早いじるの何度目や!
 石柱振り回すやよいというか、まっちょちょんというかも素晴らしかったですね。ぅゎゃょぃっょぃ。それを止めようとしているいおりんもよいよい。
 若干、アイドルとかデビューとかいう当て字の噛み合わせが良くなかった気がしますけど、ネタ部分に細かいとこ言いっこなしですね。
 そういうつもりで作っていないのは百も承知ですが、ぜひとも「眠り姫」を完成させてもらいたいものです。

■■いおりんの話
 お話全体を通していおりん超優遇されててなんだか他の担当Pに悪いんじゃないかって思っちゃいました。(ほくほく顔)
 予告から春香さんが主人公になる話なのは間違いないだろうと思っておりました。アイマスで大作のお話をひとつ作れと言われたらそら春香さんだろうし、ってことで。で、まぁそれ以上を予想するのも楽しみ方としてはあるんでしょうけど、公式の生放送的にもなるべく前情報をカットして見てくれ、という雰囲気を察したので内容を予想せずに観ることに。期待はてんこ盛りで。
 そうしたら期待以上にいおりんがバンバンお話動かしてくれるわ表情コロコロ変わるわで大満足でした。

 上記の生放送でも触れたんですけど、バネPがライブ後に渡米することをアイドルたちに伝えた後に寝室で765のみんなが寂しがる場面。ここが非常に素晴らしい。
 この場面でいおりんは亜美真美に「いおりん、兄ちゃんいなくなって寂しいんじゃないの?」と(亜美真美の寂しさ紛らわせも含めて)茶化されて、いおりんが強がりを言うのかなと思わせておいて、いおりんが泣き言というか寂しさを正直に表す、という場面ですが。
 あえて言おう。この場面でいおりんが正直に「寂しい」と発言するのを意外に思うPは伊織Pじゃねえ。アニメ本編で高槻家訪問した際にPを呼び出したり奈落落ちしたPを心配したりしてたいおりんとの好感度の上がり具合を考えれば、あそこで意地を張るわけがないんだぜ。
 というわけで初見でその場面にさしかかった際、このいおりんは泣くはずだ、泣いてくれるに違いない。と確信しながら観ていて、期待通り予想通りに泣いてくれたときに、大きく頷きながら拳握りしめてしまいました。それこそ約束の「やった!」に近い。それでもきっとPの前では泣かないんですよ、あの子。Pが見てない部屋だったからこそああいう姿を見せたわけで。
 なので、いおりんが泣いてくれたことには、ジーンときたし、この脚本書いてくれてありがとうございます、と言いたくなりました。

 いおりん含めて登場人物のセリフを使わず、視線移動なり表情変化なりで心情を表現する演出がこの映画には多いので、いおりんの表情もコロコロ変わっております。見落としているであろう部分は多いと思うので二周目三周目が楽しみです。

■■シナリオについて。
 失踪した可奈ちゃん。合宿中に「甘いモノ食べてストレス解消。それでも足りないときは土手で歌うんです」と春香さんに語る場面が重要な伏線になっていてよかったです。お菓子食べ過ぎる理由の伏線にもなっていたし、所在の伏線にもなっていたし、土手で歌っている=まだアイドルを諦めていないという伏線にもなっていたし。
 で、所在を捉えられて逃げる可奈ちゃん。追う春香さん。橋の上に追い詰める春香さんと挟み撃ちにするミリマス勢。絶対あの橋から転落する流れだろう、とハラハラしながら見ておりました。さらにその可奈ちゃんの後ろを車が通過するもんだから、川に転落するのではなくて車にはねられる展開もあるのかとハラハラ。そして春香さんが近づいていく場面では、可奈ちゃんが拒絶のあまり突き落としたり車道に押し出したりするのでは、とハラハラ。どれも杞憂で良かったです。
 最後のライブでは、「約束」と同様に舞台に上がってからも可奈ちゃんがなにかミスするのではと若干の不安を感じながら観ていたので二周目はもうちょっとのんびり眺めたいと思います。

■■いおりんとメインシナリオ以外の話は?
 ごめん、正直楽しかったって記憶しか残ってないんだ。二周目見たらまた書きます。
 一応思いついた部分はニコ生で語りましたのでそちらも見てみてくださいませ。タイムシフト残っているうちにテキストに起こすつもりです。

■■一周目まとめ
 誰かがツイッターでつぶやいていたのですが、「100点からの減点方式で評価すると65点ぐらいだけど、パシフィック・リムみたいに加点方式で計算すると1500点ぐらいになる」ってのは、劇場版の評価としてドンピシャかなと思います。
 総じて言うなら尺が足りない、って感じでしょうか。作中での説明が不足している部分が多いというか。上のニコ生でも多くの方が二回目見ると評価が変わる、と絶賛しているので二周目が楽しみです。
 ただ、いおりんスキーはぜひとも見ましょう。損はない。