過労死Pの連日定時帰り

ニコニコ動画のブロマガから締め出されてきました。

デレマスVRの告知見てからPSVR予約余裕でした&VR体験感想記とか。



 アイマスがついにVRですよ、VR ……と、いつものあいさつで天海さんが346プロの功績をかっさらって(いやでもそもどのコンテンツでもアイマスですよアイマス!の締めは行われているわけだから別に春香さんの持ちネタってわけでもないような)行きましたが、本当の本当にアイマスバーチャルリアリティの世界に登場です! かがくのちからってすげー!
 デレステVRの詳細は公式ニコ生なり公式PVなり、サイクロップス大橋などから確認していただくとして、いやもうホント楽しみで仕方がありませんね。
 ニコ生でへごさんも発言しておりましたが、私の感想としては「出れなく(戻ってこれなく)なりそう」これにつきます。だって、視界全体にアイマスの世界が広がって、アイドルたちが踊っていて立体音響でリアルさを増してリウムに見立てたPS棒を振るわけですから、もうそれは現実でしょう。

 デレマスVRことアイドルマスターシンデレラガールズビューイングレボリューションというクソ長ったらしいタイトル公式HPはコチラ

 ニコ生のあと、あまりの期待感に心臓が早鐘を打っていました。ヤバいとしか言えなくなるぐらいに語彙力の低下が起こっていました。
 と、いうのも。デレマスVRは私にとってあまりにも不意打ちだったからです。箱○以降、数多くの家庭用機に登場しているアイマスですが、VR作は出るわけがないと思っていました。だって、サマーレッスン作ってる伊織シャツおじさんがそう言ってたんだもの。

 アニメ調のキャラクタはVRの視界では頭身に違和感があるからアイマスVRはあり得ない。わりと納得できる話なので、PSVRの発売日などが告知されたときも、まわりの人達がアイマスVRアイマスVR!と期待を高めている横で斜に構えていたのでした。
 しかしまぁ伊織シャツおじさんがそう発言していたのは2014年秋の話で、開発期間だったということも考えるとそれよりも前の時期のテストプレイだったのでしょう。それから時間が経ちまして、2016年現在、カスタムメイド3D 2アニメ絵でのVRコンテンツは増えてきておりますし、バンナムが主催しているVRエンタメ体験施設「VRゾーン」ではくだんの原田Pが制作しているアーガイルシフトという作品もあります。2014年当時は違和感があったけれど、我々のノーミソがアニメ絵に対応してきたということなのでしょうか。背景を調和させたら違和感なくなったのかもしれません。
 ま、そんなわけで。私にとってはあり得ない存在だったアイマスVRがポンと湧いて出てきたのです。しかも3ヶ月後に。これで興奮しないわけがない。
 興奮しないわけがないのですが、なんと7月7日のこの当時。PSVRの予約は受付終了していたのです! 6月中旬の予約開始日だったらわりかし余裕を持って予約ができる状況だったのにも関わらず! 俺はどーせアイマス出ないから買う必要ねーわwwとソフマップの「全員当選」ポスターを指差してゲラゲラ笑っていたのだ! 過去の自分を殴るしかない。
 オレンジシャツおじさんが発言していた「予約の二次受付までもうちょっと待っててね」というアナウンスを希望の光にして、七夕の日を終えたのでした。



 さてその週末の土曜日。知人が神奈川県でアイマス10thBD上映会を開催するということで、それに参加しておりました。お茶県うなぎ市に住む私にとっては小遠征なのですが、カントー地方にはVRを体験できる施設がいくつかあるため、鑑賞会ついでにデレマスVRを疑似体験しよう!と旅立ちを決意しました。地方じゃVR体験コーナーすらないんだぞ。キテレツなら余すぐらいあるのに。
 その行きの高速バス車内でいまさら、PSVRとはなんぞやということを調べていたら、とんでもない事実が発覚しました。
 PSVRの予約がカントー地方ならできるっぽいのです。

 いや嘘でしょうそんなの。だってアレだけアイマスPがこぞってPSVR予約できてねえよ!って叫んでるのにそんな裏口入学あるわけないじゃん。と眉唾半分で某匿名掲示板を読み込んでいたら、どうやら本当に予約できるようなのです。
 7/9,7/10に開催されていたPSVR店頭体験会にて、公式サイトでは一切の告知をしていないが、予約券の配布がある。とのことです。マジかよ。買えるじゃん。
 具体的には、過去の体験会ではヨドバシとヤマダで予約を受け付けていたそうです。ビックは体験会はやっていたけれど予約券の配布はしなかった模様。のちに7月9日当日も予約券の配布をしていることが判明します。
 さてそれを知った私はどんな因果かそのときカントー地方に向かうバスの中。土曜日の開店前待機は叶いませんが、もともと一泊するつもりだったので日曜日の開店待機なら可能なのです。これはもうやるしかねぇよなぁ!
 予約キャンセル不可で、予約時全額前金現金支払いで、宅配不可のため発売日当日店頭受取限定だけど、地方民でも予約したって構わねぇよなぁ! なんの因果か財布に5万5千円ぐらい入っているんだからなぁ!

 ってことで、知人主催のアイマス10thBD鑑賞会を終えた私は、さっそく新宿のヤマダ電機へ電話をかけたのでした。18時時点ではまだ予約受付中だったとのことで、土曜日のうちにもしかしたら予約できるかもしれないのです。

 俺「スンマセン、PSVRまだ予約できますか」
 店「若干なら残っております」
 俺「!? さ、三十分後ぐらいに到着できるんですけど、余裕ありますかね!?」
 店「わかりかねます。お急ぎください」

 急ぐしかねーわこれは! 電話勧誘とか通販番組でよくある、台数のこり少なくなってきております商法の可能性は否定できないけど、釣られて損するもんでもねぇわ!
 そんなこんなで。


 買っ(予約し)てしまいました。カメラ同梱版なので約54,000円なり。ポイントが10%ついたので意外とお得感あった。
 予約完了したタイミングが土曜日の21時頃だったので、意外と遅くまで台数残っていました。これはそんなに焦らなくてもよかったのでは。発売まであと3ヶ月はあるから、地方民でも焦らなくても予約できるのは予約できるんだろうけれども、PSVRの発売日告知から1ヶ月の間、東京大阪名古屋などのいわゆる都市部でしか店舗での予約受付を実施していないし、ネット予約は転売で瞬殺のようなので望み薄いし、それよりもなによりも、エンタメがあまりにも少ない地方民をよそ目に、山手線テキトーに乗り換えして都区内の家電量販店で安々と予約を完了しているであろう都市民に対して、どうして地方民はゲーム周辺機器の予約を取るためだけにこんなにも苦労して出歩かねばならないのだろうか、という悔しさと妬みと怒りと羨ましさがごちゃ混ぜになった感情に突き動かされての、カントー地方での予約ミッションでした。
 受取はカントー在住の知人に依頼して手元に発送してもらう予定ですので、まぁなんくるないさ

 きっとこんな無駄なご足労を支払わなくても、いずれ地方でもふつーに店頭予約ができるようになるでしょう。そうなればそうなったでまたゲラゲラ笑えばよいのです。これで都会民の予約枠ひとつ潰してやったぞ!!!!と。



 予約の興奮も冷めやらぬまま一夜明けて日曜日。サンシャインシティの展望台へと足を運んでいました。
 サンシャインシティは今春リニューアルをしたばかりで、新規コンテンツとして「TOKYO弾丸フライト」、「スウィングコースター」という名の、VRを用いた東京観光コンテンツが楽しめるのです。
 サンシャインシティで使われていたVRゴーグルHTC Vineです。PSVRVR体験とは異なりますし、扇風機や砲台による体感装置を併用するものなので、デレステVRの前哨戦というには仰々しすぎるのですが、誤差だよ誤差!ってことで体験してきました。

 サンシャインシティVRは両方とも映像を眺めるだけであり、こちらから操作で介入することはできないため、言ってしまえば遊園地にある室内型ローラーコースターのようなものではあるなぁ……と思ったのはゴーグルを装着した最初だけ。
 視界を完全に覆って映像に集中しだすと、完璧に追従してくるヘッドトラッキングと扇風機の単純ながら説得力の塊である体感装置も相まって、完全に空を舞っておりました。
 スペック表だけ見て視野角の狭さを指摘する声もあるのですが、まぁとにかくひとまず体験してこい。俺も最初覗き穴だなぁと思ったけど途中からまったく黒枠の存在を忘れていたぞ。

 その後、新宿ヤマダでPSVRの体験もしてきました。日曜日の14時時点では予約受付終了しておりました。プレイしたのはThe Deep。海中探索しているときにサメに襲われるVR動画です。コンテンツがことなるため、サンシャインシティVRと画質の違いはあまり感じられず。というかサンシャインシティVR動画が若干ちゃちかった。体感装置のない動画のみのVR体験だと、視界のみのフィードバックでは襲ってくるサメの位置を察知することができないのが違和感でした。が、我々がやりたいのはアイドルの応援なのであんまり関係ないな!
 ガミPが通販番組よろしく「意外と軽いでしょう」と発言していましたが、確かに軽い。Vineより軽く感じました。が、スペック表だけ見るとPSVRの方が重いのです。その理由やHTC VineとPSVRの比較については専門ブログがやってるのでそちらをどうぞ。

 HTC Vineはお値段10万円+別途ハイスペPC、PSVRPS4と我々に必須のPS棒も合わせておおまか10万円と、決して安い買い物ではありません。人によっては高すぎると感じるかもしれません。スマホを持っている人ならスマホをセットするタイプのVRゴーグルを3000円で買ってくればそれなりの体験ができるのですから。
 しかし没入感を得るには正確なヘッドトラッキングや、有機ELディスプレイは非常に重要になってくるので高コストになるのも仕方ないと思われます。ま、でも目の前でアイドルが歌って踊るんだから、ガワのコストなんて実質無料だよ無料。橘さんのSSRよりちょっと高いだけだよ。

 ちなみにHTC VineエロゲPCゲームなどPC専用、PSVRPS4専用です。とはいえPSVRはUSB端子とHDMIでの接続なので、なにかしら非公式な方法でPC接続も可能になるのではないでしょうか。



 ここまでハードについて思うことを書いてきましたが、あとはソフトについて思うことを。
 デレマスVR試遊で、サイクロップス大橋さんはPS棒を片手に応援していましたが、できればリウムを両手に持ちたい我々のためにPS棒を2本まで対応してくれると嬉しいです。仕様限界の4本対応でもいいぞ! プレイヤーの周りにいた犯人たちの中には両手にリウムを持っている人たちもいたので、たぶんこの要望はワンチャンあります。
 またたくさんのPが妄想していましたが、ステージ脇視点だとか、裏方視点だとか、関係者席視点だとか、ステージ中央視点なんていうトンデモ視点など、アンフィシアターのいろんな場所からアイドルを眺めたいですね。僕の希望としてはステージ前部の足場視点です。アイドルたちがそうとう遠慮なく踏んでくれそうだし。
 で、匿名掲示板とかツイッターなどで散見される、デレマスVRを1stライブ完全再現だと捉えている人たち。ちゃんとニコ生や公式サイト確認しようよ。1stライブの会場となったアンフィシアターを完全再現するとは言っているけど、1stライブそのものを完全再現するとは告知してないよ。

 また、デレマスVRで技術力を高めたら、そのままうまいことなんとかしてアイマスPSでもS4UあたりでVR対応しませんかね? ライブモードを立体視させてくれるだけで最悪オッケーです。
 またこちらの要望をすべて呑んでくれるのであれば、どうか合宿所でアイドルたちが遊んでるシーンを端から眺めさせてくださいマジでなんでもしますから。

 またせっかく橘SSR並の投資をするわけなので、他のVRゲームも何本か購入したいですね。原田Pのサマーレッスンは当然として、敵地視察的な意味合いで初音ミクVRや、おっぱいぷるんぷるんなエロバレーアイマス機体DLCが復活するかもしれないエースコンバット7、レースゲーのお試しとしてグランツーリスモSPORT、宇宙飛行士体感ゲームEarthLight、なかたにいくー!なGolem、音楽STGRez Infiniteなどは試してみたいと思っております。



 最後にまとめ。
 デレマスVR遊びたいけどPSVR予約できてないよー!って人は、
二次予約開始を待たず、店頭体験会に積極的に参加しろ。ただしソニーストアは抽選申込のみの模様なので狙うなら家電量販店かな。

 7/13現在、以降のPSVR体験会は未定ですがきっとおそらくなんどか開催されると思います。その体験会にて頑張って予約をもぎ取ってください。そしてアイマスの世界に没入しましょう。
 僕は既予約者として高みの見物をしようと思います。